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引違い戸のデメリット、リノベで解決しちゃいましょう

 

目次

  1. 引違い戸のデメリットあれこれ
  2. 引違い戸のデメリット1 掃除・バリアフリー
  3. 引違い戸のデメリット2 勢いよく閉まると危険
  4. 引違い戸のデメリット3 気密性・遮音性が今ひとつ
  5. 引違い戸のデメリット4 デザインが気に入らない
  6. 引違い戸のメリット
  7. まとめ

複数の引き戸を左右どちらかに寄せて開閉する「引違い戸(ヒキチガイド)」は、

玄関や部屋の出入り口、クローゼットに使われます。

なかなかメリットが多い引違い戸なのですが、

他の種類の扉と同じようにデメリットもあるもの。

気に入らない引違い戸をにらんだり、間取り図を見ながら

「どのようにリノベーションしようか?」と、頭を悩ませている方も多いことでしょう。

ここでは引違い戸のデメリットをあげながら解決する方法をお話します。

加えて引違い戸のメリットも紹介していきましょう。

 

1. 引違い戸のデメリットあれこれ

1.掃除・バリアフリーで難点

2.勢いよく閉まると危険

3.気密性・遮音性が今ひとつ

4.デザインが気に入らない

引違い戸のデメリットは、おおむね以上にまとめることができるでしょう。

それぞれどのようにリノベーションすれば解決するか?以下でみていきましょう。

   1. 掃除・バリアフリー

扉の枚数と同じ数のレール(敷居)を持っているのが引違い戸。

だからこそ片側に寄せるという使い方ができるのですが、

このレールがデメリットです。

ゴミが溜まったり、掃除機が引っ掛かったりで掃除がしにくいのです。

またレールに子どもやお年寄りがつまづきやすく、

バリアフリーの点でも問題になりがちです。

レールをなくす2つの方法

レールをなくす方法は

「床の高さをあげる」

「扉を上から吊る」   のどちらかです。

床の高さをあげるには、

床を底上げした後にフローリングなどの床材を敷き直します。

完全にレールをなくすことはできませんが段差は改善されますし、

床材を統一することで隣の空間との一体感が生まれます。

リビングと隣接するバルコニーに統一感を持たせて、

アウトドアリビング化する場合などに有効です。

扉を天井から吊るす

天井に埋め込まれたレールから扉を吊るす「吊るし戸」に

リノベーションするというのも良さそうです。

完全にレールをなくすことができる方法ですが、

難点はわずかながら下に隙間ができてしまうことで、

気密性・遮音性が下がってしまうところでしょう。

 

次回は、2. 勢いよく閉まると危険

をお届けします

また、新耐震と旧耐震に違いもお届けします。